2004年10月30日

E.E.E.007

 体調持ち直したけど、とにかく書けない現状。
 原稿用紙1枚。

− ─ ── ────────── ── ─ −

「で、高等部はどっちだっけ」
「学校は西区だから、この道を左に行ってずっと先かな」
 二人は分岐路の傍らで立ち止まって、ぐるりと三叉路の先を見渡した。
 この分岐路は北、北西、北東の三方向に延びていて、各区画への進入口であると同時にメインストリートになっている。全てが計画済みで作られているので、構造は至極単純で分かりやすい。
 分かりやすいが、しかし。
「なんて広さだ……」
 橋を渡ってからかなり歩いた気がするが、まだまだ高等部の建物までは遠そうだった。
「でも、まだ拡張する計画があるみたいだよ」
「……これ以上何を作るんだよ」
「航空実験場とか、宇宙開発の関係の施設も作るんだって」
 それは、一体どれだけの資金が使われる事になるのだろうか。
 それを考えると溜息をつくしかなかった。
「あ、ほら、あれが高等部だよきっと」
 そうこうしているうちに高等部が見えてきたらしい。はしゃぐ沙彩の言葉に適当に相槌を打ちながら、しかし都樹は別の事を考えていた。
【関連する記事】
posted by Titel at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | E.E.E. | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。